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  • ——では、早速始めさせていただきたいのですが……。
  • bambooその前に、俺にティーのおかわりを!ハーブ利かせて!爽健ハーブを!
  • ——bambooさん、すでに緊張状態がレッドゾーンですね(笑)。
  • bambooこの状況の意味が分からん! いま軽く内股だし(苦笑)。
  • ——今の心境はいかがですか?
  • bambooとりあえず、ビールが飲みたいです!(一同笑)
  • ——ということで! この度はニューロティカからATSUSHIさんとKATARUさんにお越しいただきました。milktubファースト・アルバム『SMILE ENERGY』発売記念、ニューロティカ×milktubによる特別対談です。
  • ニューロティカよろしくお願いします。
  • ——ニューロティカはbambooさんの憧れの存在として有名ですが、すでにお2人と面識があるんですよね?
  • bambooはじめてお会いしたのは新宿で、確か夏頃ですね。そんなにお酒って飲めないんだけど、緊張しちゃって飲みまくっちゃって(笑)。でも全然酔わなかったみたいな。
  • ATSUSHI俺はベロベロだったけどね(笑)。
  • bambooKATARUさんとは、電話でのやり取りが多かったですね。
  • KATARUそうだね。『SMILE ENERGY』に収録されている、「It's OK 〜ピエロのオッちゃん賛歌〜」を書かせてもらったから。
  • bambooだいぶ慣れてきてはいるんだけど、やっぱり緊張する……。
  • KATARUはじめにmilktubのことを聞いたのは、俺達のミーティングの時だったんだよね。あっちゃんがbambooとはじめて飲んだ時のことを一生懸命説明してくれるんだけど、「ゲーム業界で……」とかいろいろ教えてくれたんだけど、何を言っているのかさっぱりわかんなくて(一同笑)。bambooがどういう人かもわからなかったんだよね。それで、代官山であった俺達のライブにbambooが来てくれて、その時に話してはじめて「あー、そういうかとか!」と、やっとメンバー全員が納得がいってさ。『キラ☆キラ』の話も聞かせて貰って、面白そうだなぁと。
  • bambooバンドが出てくるゲームってたくさんあるけど、だいたいが文化祭でライブやって、そこで終わっちゃうんですよね。でも俺が『キラ☆キラ』でやりたかったことは、文化祭から始まって、ツアーに出たり解散したり、その後もずーっと活動が続いていくドラマだったんですよ。このゲームを作る時に、架空のバンドを出すのはもちろんだけど、本当に活動しているバンドを出したいという気持ちがあって。そしたら、俺の中ではニューロティカしかないわけですよ。PC版の時はアダルトだったから誘いづらかったんですけど、コンシューマに移植されることが決まった瞬間に「よし、頼もう!」と思って。共通の知人にあっちゃんを紹介してもらったんです。
  • ATSUSHI歌舞伎町と高円寺で4軒くらいはしごして、その後カレーとラーメン食ったんだよね。
  • bamboo「男の友情はカレーとラーメンだ!」とか言われて(笑)。内心では「この人、飲むと本当にラーメンって言うんだ」とか思ってたんですよ。もう20年もファンやっているから、あらかたのキャラクター像は俺の頭の中でも出来上がっちゃってて。酔うと「バーロー!」というとか、「打ち上げの後はシメでラーメンを食う」とか、今まで噂で聞いていたことが目の前で繰り広げられていくんだもの(笑)。ホントに、人生で一番緊張したんですよ。最初「ATSUSHIさん」って呼んでたら「あっちゃんって呼べ!」って怒られて。俺もテンパっちゃって「あっちゃんさん!」とか呼んじゃうし(一同笑)。代官山UNITでのライブ後に「『キラ☆キラ』に出てほしい」と言いに行く時も、楽屋への道程が死刑執行の階段を上るような心境でしたよ。
  • ——ニューロティカに人生を狂わされた男が、今目の前にいる状況ですが(笑)。
  • KATARUぶっちゃけね、ここまでモロに俺達の影響を受けた人も少ないというか(一同笑)。たとえばバンドのあり方とか、生き方とか、バンドを長く続けていくことだとか、そういうことで「影響を受けています」と言ってくれる人は、結構いるんですよ。でも、音的にもここまでストレートに影響を受けてくれているバンドは本当に珍しいよねー。
  • bambooあははははは!……いや、これは笑えねぇな(苦笑)。
  • KATARU俺は嬉しかったけどね。車の中でbambooが「聴いて下さい!」って言ってmilktubの曲をかけてくれるんだけど、ずーっと俺の顔色窺ってるんだよね(笑)。それが面白くて。
  • bamboo内心では「この曲はニューロティカまんまだから聴かせられねぇな……」とか思いながら、選んでかけてたんですけど……(苦笑)。
  • 一番星作曲のミーティングの時も、「どんな曲作る?」って聞くと決まって「ニューロティカ!」って言っちゃうもんね(一同笑)。
  • bamboo「ニューロティカ風」じゃなくて「ニューロティカ」って言っちゃうからね、俺(笑)。ゲーム音楽だと、歌モノ楽曲でも劇伴にノリが近いわけで、だからイメージとしていろいろ候補を挙げるものなんだけど、俺の場合は「ニューロティカのこの曲で」みたいな感じなんで。「この曲の成分90%くらい含有で!」みたいな(笑)。
  • ATSUSHIあははははははは。
  • 一番星俺としては、似せないように似せないように持っていこうとするんだけど、レコーディングになるとbambooは丸ごとニューロティカ・サウンドに持っていっちゃって(苦笑)。
  • bambooそうやってできた代表的な曲に「鐘ノ音ヘブン」という曲があって、ニューロティカの「東京ハレンチ天国」っていう曲を聴きまくって生まれた曲ですね。毎日死ぬほど聴いてたら、それしか出てこなくなっちゃったみたいな感じで。
  • KATARUあははははははははは。
  • bamboo16歳の時から欠かさず、ほぼ毎日ニューロティカを聴いてますからね。高校が全寮制の高校だったんですけど、そんなところにもバンド・ブームがやってきて。俺は好きなバンドをC.C.Bからブルーハーツに乗り換えていった頃だったんですけど、当時は情報量がメチャクチャ少なかったから、雑誌をくまなく読むんですよ。その時に、「何だこれ、ピエロの格好した人がいる」と興味を持って。で、同級生にインディーズバンドのローディーをやっていたヤツがいて、そいつが俺にインディーズ・バンドをいろいろ教えてくれた先生なんですよ。それで、地元に帰った時にニューロティカのライブが入っていたビデオを買って見たら、「これはヤバイ!カッコイイ!」って、一気にハマっちゃって。たとえばストリート・ビーツとか、その当時活動しているバンドは片っ端から聴いていたんだけど、その中でも今だに聴いているのはニューロティカですね。CDとか買い集めていたけど、その当時はライブにだけはまだ行けなくて。
  • 一番星ロックンロールオリンピック(仙台にあるスポーツランドSUGOで開催されていた野外ロック・フェスティバル)とか本当に行きたかったけど、お金も機動力もないから、ひたすらに憧れているだけでしたね。
  • bambooその当時からバンドはやっていたけど、光はスティーヴ・ヴァイに傾倒しちゃうし、周りにロティカが好きなヤツがいなかったんですよ。だから一人で、ずーっとニューロティカを聴いていて。当時はウォークマンで、ずっと『ハーレム野郎』を聴いていましたね。でも千葉の田舎モンだったんで、ライブにはなかなか行けなくて。初めて生でライブを見たのが20代おわりくらいの頃で、新宿ANTINOCKで見たライブなんですよ。ライブハウスの後ろの方で、ずっと号泣してましたからね(笑)。「ワシの青春がここにある〜!」とか思いながら見たのを覚えています。その頃はもうmilktubでゲーム音楽を作っていたんですけど、常にニューロティカが頭の中で鳴ってました。自分たちのライブをやるときだって、直前までニューロティカのライブビデオ見て気持ち高めたり。たぶん、お2人が僕らのライブ見たら笑いますよ。ところどころに、あっちゃんのアクションが入りこんじゃってるんで(笑)。
  • ——では、このような席を設けることができて、やはり達成感は感じていますか?
  • bamboo人生勝った! って感じですよ。だって、自分の憧れのバンドと一緒に仕事ができるなんて、普通に考えたら絶対にありえないわけですから。
  • ATSUSHI俺はずっとARBに憧れていたんだけど、バンド22年目でやっと前座がやれたんだよね。あの時は本当に、感無量だった。
  • bamboo俺にとっては、あっちゃんが石橋凌さんみたいな感じなんですよ! 「全部聴いてます!」みたいな。だからKATARUさんには「この曲のこのコード進行がたまんなくて!」みたいな感じになっちゃって。キモくなっちゃっているのは自分でも分かっているんだけど、止められなくて(笑)。
  • ATSUSHIわかるわかる。その気持ちはわかるよ。だって俺も、凌さんに「あの曲なんでCDにしないんですか? 今度、俺たちで歌ってもいいですか?」とか、言っちゃうもんね(笑)。
  • bamboo俺としては、アニメとかゲームの音楽業界に「ロックを流行らしてえなぁ」とずっと思ってきて、普段アニソンやゲーム音楽を聴かない人にもカッコイイと思って貰える音楽を作ろうと思って、milktubをやってきたんですよ。あと、系譜ってあるじゃないですか? ブルーハーツとニューロティカとかあの時代に活躍してたバンドがあって今の若いパンク・バンドがいるという。そういう系譜も、うちの若いお客さんに教えていきたいなって。あとは、続けていくことのカッコ良さですよね。それを俺はニューロティカから教わったので、俺達はうちのお客さんたちに教えていきたいんです。
  • ATSUSHIいやあ、やっぱり嬉しいですね。そう言って貰えると。この録音テープ、ダビングして家に持って帰りたいくらい(笑)。これ聴きながらだったら、すごく良いお酒が飲めそうだもんね(一同笑)。
  • bamboo好き過ぎて、美少女ゲームなのに新キャラでおっさん4人増やしちゃいましたからね(一同笑)。俺としては、『キラ☆キラ』は自分の好きなものを集めた作品だし、『キラ☆キラ』という作品を作ったモチベーションはニューロティカが支えてくれたんだから、ご本人たちに出てもらいたかったんですよ。自分の趣味を押しつけるみたいな感じになっちゃって、『キラ☆キラ』のファンには申し訳ないことかもしれないけど、俺なりに恩返しがしたくて。
  • ATSUSHI俺達のライブにね、milktubのTシャツ着た子たちが来てくれてるのよ。
  • KATARUそうそう、最近よく見るよね。
  • ATSUSHIすごくありがたいなぁって思って。
  • KATARUだから俺らとしても、milktubには感謝ですよ。だって、自分たちでキャラクターを作ってもらって、アフレコまでやらしてもらって。そんな経験、普通できないですからね。この嬉しさとか、「すごいことなんだよ」っていうのをうちのファンにも伝えたいんだけど、あっちゃんがMCで上手くしゃべれないんだよなぁ(一同笑)。
  • bambooプレイステーションを「ポリステーション」って言っちゃって、「ポリステーションってなんだ!?」みたいな空気になっちゃって。
  • KATARU今までに何度かMCで伝えるチャンスがあったのに、1回もまともに言えてないでしょ?
  • bambooでも、アフレコはとちらなかったですよね?
  • ——初のアフレコ、いかがでしたか?
  • ATSUSHI嬉しいですね。「やり遂げた!」とかそういう感想じゃなくて、ただ単純に嬉しくて。
  • KATARU面白かったよね。生まれて初めて、セリフをしゃべるという経験をしたわけだからさ。でもニューロティカって、俺とあっちゃんがしゃべり担当なのに、他の2人の方が上手くて、ショックでしたね。「どういうこと!?」って(笑)。
  • bambooでも、ラジオもやられているし、MCでもしゃべってらっしゃるので、ほとんど違和感なかったですね。ゲームをきっかけにでもいいので、みんなにはぜひロティカのライブに行ってもらいたいんですよ。すごく元気がもらえるんです。俺も遊びに行くと最前列で暴れるんですけどね。そういえば、この前危ないところをライブ中のあっちゃんに支えてもらっちゃって(一同笑)。
  • ATSUSHI(笑)。そういえばね、前に対バンしたバンドの男の子が打ち上げの時に「僕、高校生の時にロティカのライブでダイブして、危ない所をATSUSHIさんに助けてもらったんです! 命の恩人です」とか言ってたね。
  • KATARUライブ中にダイブしながら、デモテープをあっちゃんに渡そうとする人もいるよね(一同笑)? しかも1回や2回じゃなくて、新しいのができる度にダイブで持ってきてくれてさ(笑)。