――nano.RIPEにとって今回が初の「ランティス祭り」になりますが、全4会場すべてに出演されますね。
きみコ あたしが自分でいうのもおかしいですけど……すごい!(笑) 「ランティス祭り」をやると聞いた時から、「出たい出たい!」と言ってて。
青山 「出してもらえるんですかね? nano.RIPEは」みたいな感じで(笑)。そしたら、まさかの全会場で!
きみコ 「ありがとうございまーす!!」と、テンション上がりました。
アベ 同じランティスのみなさんと一緒なのも心強いですよね。デビュー当時からお付き合いのあるmarbleさん。
きみコ あたしは(伊藤)かな恵ちゃんやZAQとかも仲が良いので。
青山 まだ拝見したことのないアーティストさんを観られるのも楽しみですね。僕が加入してから、妖精帝國さんとご一緒したことないので……。
ササキ 僕は、緒方恵美さんの歌が楽しみです。
アベ STEREO DIVE FOUNDATIONも、どんなステージになるのか気になったり。
きみコ 4つの会場も、全部初めてのところばかりだからウキウキしますね。
――全4会場のうち、3ヵ所が野外ステージですしね。
きみコ 野外は……インディーズ時代にお世話になったライブハウスの夏フェスに出たことと、日比谷野外音楽堂やイナズマロックフェスのサブステージに出させていただいたくらいで。こんな大きな野外のメインステージで演奏するのは初めてなんですよ。
青山 後からnano.RIPEに加入した僕も、実は野外は初。未知の領域ですね(笑)。
きみコ 野外といえば夏フェスですけど、お酒を飲みながら音楽が聴けて、すごい解放感があるじゃないですか。ライブハウスの開放感とはちょっと別の。それを「ランティス祭り」で感じられるのは嬉しいですね。
アベ 演奏する側としても楽しみは多いです。今回の出演者では、バンドとしてはギター2本、ベース、ドラムだけの音で勝負するnano.RIPEが、おそらく最小編成。そういうスッピンなロックを、お客さんにも楽しんでもらいたいですね。
ササキ ここでnano.RIPEを初めて観るお客さんにも、「ランティスにはこういうアーティストもいるんだ!」ってインパクトを与えたいですよね。
きみコ 「nano.RIPEならこの曲だろう!」という期待を裏切らないセットリストで挑みたいです。CDやアニメでしかnano.RIPEを知らなかった方にも、ライブで観たらもっと好きになったと言われるような演奏と歌をお聞かせします!
2010年、シングル「パトリシア」でメジャーデビューしたギターロックバンド。これまでに『花咲くいろは』、『バクマン。』など数々のTVアニメ主題歌を担当。ライブバンドとしても確固たる地位を築いており、全国各地で精力的にツアーを回り続けている。