「じゃあ第六問。 ナイトとナルゼが買い物していたら、お金が余っちゃったのね。運のいいこと。 だから二人で御菓子を買って道を歩いていたらアデーレが欠食でフラついていたわけ。 訓練中のアデーレは余計な食事はいらないと言うけど」
「言います! 言いますよ自分! 何でも食べますよ!」
「アデーレ、ifの話に感情移入しなくてもいいんですのよ……」
「えーと、まあ、その場合、魔女二人はどうしようってとこね」
「これで設問は最後。次は、あなたがどの枢要徳に向いているか、紹介よ?」